海からのお遍路
高野山開創1200年記念プロジェクト
お知らせ
8月8日 四国霊場八十八ヶ所を結願しました。
翌9日 無事に大阪天保山に帰港しました。
四国の美しく、厳しい自然と各港やお遍路道での優しいご接待があり、我々の大切な財産になりました。
四国の皆様と今回このプロジェクトを応援していただいた皆様に大変感謝させていただきます。
本当にありがとうございました。
三人のお遍路と四国一周航海
数年前から『ヨットでお遍路」という話は毎月集まり大阪湾をヨットでクルーズして、その後の飲み会での取り止めにない話から出てきました。
当時はまだ現役世代等「出来ればいいなぁ」という願望でしかありませんでした。
又、リタイアすればすぐ行ける訳でもなく、各々の諸条件が揃わなければと思ってました。
昨年11月に退職して、急にこの話が進みました。
3人のリタイア組が揃い「ヨットでお遍路」実現へできる感触が出ました。
但し、我々所有の艇では高知県の太平洋へ出るのは少々無理がありました。
そんな話の中で外洋経験のあるヨットオーナーから四国一周に協力するお声を頂き、実行計画を練ることになりました。
今年1月12日に関係者集合し実行可能を確認して、実施に向けてスタートしました。
お遍路は歩きが基本ですが、他にバス、車、自転車等いろんなスタイルがあるようです。
我々はヨットで行くので「海からのお遍路」というスタイルにすることにしました。
お参りするお寺の近い港にヨットを停泊させ、そこから歩いて巡ります。
今年は2015年、東京オリンピックまで5年。約50も前にあの感動を味わった我々リタイアメントがあと5年で二度目の感動を受けることができます。その為には体力、気力を再度充実させていなけばなりません。
ヨットで初体験の太平洋の荒波やお遍路道の20〜30キロの歩きが待っています。
今までに経験しない自然と自分との戦いに新たな挑戦します。
お遍路道のご接待等で出会う人びとから「おもてなし」の原点を学び、各港ではどんな縁(えにし)があるのでしょうか。
我々は陸路と水路での交流を楽しみにしています。
水路で利用するヨットでは帆走の醍醐味や自然の力を知って頂きたく、地域や応援して頂く方にもそれを体験してもらえる機会をつくりたく思ってます。
今回実行に当たり、協力に挙げさせて頂いた各団体、企業の皆様と、家族に感謝します。
「ありがとうございます。 行ってきます。」